稚内駅から259.4㎞を南下した列車は、多少遅れて旭川駅に到着したが…乗り換えの列車が在るでもなく、何か急ぐ用事が在るでもない…「多少勝手知った(つもりになっている…)他所」という趣の旭川で、「自慢の大浴場」が利用可能な都心の宿に入って寛ぐばかりなのだ…
↓列車の後尾に寄った2号車の後ろ側に指定席が割り当てられていたので、下車後は列車の後尾へ廻り、身体を伸ばしながらゆったりと札幌へ向かう<宗谷>を見送ることにした…
↑駆け抜けて来た軌道には雪も積もっていた筈だが…「積雪初期」のベタベタした雪なので、後尾側に粉雪が跳ね上がって付着するような状況は見受けられない…
↓札幌までと見受けられるが、旭川以遠へ進む乗客が多いらしく、乗降は直ぐに終わってしまう…
↓程無く列車はまたエンジン音を高めて動き始めた…
↓残りの行程を目指して<宗谷>は遠ざかって行く…
「ここまで連れて来てくれて、ありがとう!」という感で見送った。この型の車輛―キハ261系ディーゼルカー―の初登場は稚内・札幌間の列車であった訳で…稚内の住民としては「愛すべき存在」なのだと思っている…
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