↓美しい建物だと思う…
↑雪が降り頻った中で戸外に出て、この辺りに至る頃には天候が好転し、朝の光にこの建物が浮かび上がるような感だった…
↓ロシア正教の教会だ…「らしい」という感じの形状だと思う…
未だ「箱館」という字で地名を綴っていた幕末期の1859年、所謂「開国」ということでロシア領事館が開設された際、ロシア正教の聖堂が領事館内に設けられたという。これがロシア正教の「日本国内初登場」ということになるのかもしれない。その後1861年に至って、修道司祭のニコライ(カサートキン)(1836-1912)がやって来る。
↓ニコライは永く日本に留まってロシア正教の布教を続けることになる。その功績が顕彰されているのだが、この函館の<函館ハリストス正教会>にもモニュメントが据えられている。
↓このロシア正教の教会というモノは、何となく「雪が酷く似合う」のかもしれない…
9月にも立ち寄った経過が在ったのだが、あの時は夜だった。だから「冬の朝の光」に浮かぶ様が鮮烈に思えたのだった。
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