
↑「やや懐かしい?」というような形状だと思う。「丸型ポスト」と呼ばれるそうだ…
日本ではこういう「円筒」を基調とした郵便ポストは20世紀初め頃から在って、若干の変遷を経ているという。1949(昭和24)年に定められた型がこの種のモノの「最終型」で、1970(昭和45)年以降は基本的に角型のモノになっているのだそうだ。
そういうことなのだが…「やや懐かしい?」というような形状の故か、少し古風な建物が在るような場所では「近年に新たに設えた?」というようにも見えるこの「丸型ポスト」に出くわす場合も在るように思う。
小樽の堺町通という辺りは、古い建物の外観を活かすような店舗が色々と見受けられ、国内外各地からの来訪者が多く見受けられる場所だ。そんな場所の郵便ポストは、「やや懐かしい?」というような形状になっている。こんなポストに「旅先からの絵葉書」でも投函する人は在るのか?通り掛かった時にそういうことをしていた方は見なかったが、この郵便ポストの脇で記念写真を撮っている様子は随分と見掛けた…
この記事へのコメント
boheme0506
あっ、丸型ポスト!
街中ではあまり見かけなくなりましたね。
四角いポストに変わっていて。
でも、ちょっと郊外とかレトロな町並みや
観光地に行くとまだ残っていますね。
見かけたらついつい撮ってしまいます。
小樽にもこのようなポストがあったのですね。
昭和24年が最終なのですね。
Charlie
こんばんは!!
小樽の街中、来訪者が凄く多い辺りの然程大きくない郵便局の前でこの古風なポストに気付きました。
何かこのポストは「辺りの雰囲気に鑑みて」と、敢えて用意したようにも見えました。新しいと思える外見です。
多分、昭和24年のデザインが変わらずに、昭和44年頃まで必要に応じて製造され続け、昭和45年頃からは新造する場合は角型のモノになって行ったということであると思います。
小樽で眼に留めて写真に撮ったことを契機に、各地でこの型のポストに気付いたら写真に収めてみようかと思うようになりました…