↑普通な細身のボトルに、「煙」の画を刷り込んだフィルムのようなモノを貼り付けていて、ボトルを眺める時に「ボトルの中に煙が立ち込めている!?」と見えるようになっている訳だ…
↓モノクロの画であっても、仄かに色味が在る飲物と判るような感だ…
↓ボトルはこういう箱に収まっている…
↑<スモーク焼酎>と称しているのだが…「“スモーク焼酎”って何??」という感だ…
ウィスキーの製造で、醪の材料を燻煙というようなことが比較的ポピュラーである。「スモーキーな…」という代物に仕上がるのだが…本品はそういう例のように、芋を燻煙して、それを使用して造った焼酎なのである。「スモーキーなウィスキー」というような代物で、燻煙の度合いを示すような“フェノール度”というモノが在るというが、本品はそれが「59」で、なかなかに高い水準なのだという。そこで<スモーク焼酎 №59>と呼ぶようにしているのだ…
↓何か…「色合いが淡いウィスキー」という感がしないでもないのだが、それでも材料由来の微妙な甘さが口の奥にという感だ。
↑焼酎としてはやや高い度数だが、ウィスキーとしてはやや低い度数ということになる…こうやって愛用のタンブラーに注いで、ストレートでゆっくり愉しむという感が好いかもしれない…
これを製造する本坊酒造は焼酎の他にウィスキーも手掛けていることが知られているが、焼酎を造るノウハウとウィスキーのノウハウとを合わせるかのような、独自な工夫で「新しいスピリッツ」を造ってしまったという感である…
↓ゆっくりと愉しみたい感の1本だ…
この記事へのコメント