風浪が強めな夕べ…:稚内港北防波堤ドーム(2020.03.11)

やや風が強く、戸外に出ればその冷たさが少々刺さるような感で雪が交じる夕刻だった…気温は0℃程度だったと思う。「歩き悪い」ことは否定し得なかったが、それでも出ることが「完全に憚られる」というのでもない。何れにしても、夕食を摂るべく「出る序」は在る訳で、「極々短い散策」に出てみた…

↓白く見える波頭…「流氷?!」と一瞬思ったが、西寄りな強めの風の中、東方のオホーツク海を漂う流氷が入って来る筈も無い…
11-03-2020 evening (1)
↑なかなかに「迫力!」な浪…或いは「冬の荒れ海」という風情だ…

↓こういう少し高い辺りに出てみた…風と浪の名状し難い音が響き、防波堤に当たる浪が砕けて飛沫になっている様が暗がりに視えた…
11-03-2020 evening (4)

↓降雪は微かだが、積雪が少し強風で舞っていた感だ…
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↓稚内港北防波堤ドームのアーチ型の屋蓋は、激しい風浪から旅客や貨物、鉄道車輛等を護る意図で設計された堅牢なモノだ…現物は“再建”ではあるのだが、それでもこうやって風浪が強めな日に眺めると、「往時の人々の想い」のようなモノが感じられる気がする…
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↓画の左側、屋蓋下の奥側にまで雪が吹き込んでしまっている。「風の強さ」の証左だ…
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↓日中の湿った雪が、気温低下で少し凍ったようになっているのが路面を視ると判る…
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↑人が動く夕刻の早めな時間帯の故に車輛の往来は存外に見受けられ、車輛の前照灯で路面状態が視え易くなっている感だ…

多少気温が上がって、今季は最初から少な目ではあった雪も更に少なくなっていた中で、また雪が降った。「冬がしぶとく還って来た」というような雰囲気だ…

こんな夕べの後に迎えた朝、写真を整理してこの記事を綴っているが…迎えた朝には天候も穏やかになった…

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