喫茶店から宿へ引揚げようとした際、八坂神社に道草したが…そこで思い出したのは<祇園枝垂桜>だった。
京都に到着した時の夕刻に視た「妖艶」な感じ…暗い早朝から動き始めた時に視た「幽玄」な感じ…これらに対し、やや雲が多目な感から天候が好転していた朝…「どのような様子?」と思ったのだ…
↓明るめな空を背景に、朝の光を受けている<祇園枝垂桜>が佇んでいた…
↓暫し見入ってしまった…
↑背景にしているのは西寄りな空である。朝の時間帯は正面から光が当たることになり、好天時には非常に見栄えが好くなると思う…
思い浮かんだのは「爽快」という語、或いは「快活」という語だ…
↓天候が好転している中、「天のキャンバスに枝垂桜を描き込んだ」というようにも見えた…
滞在していた祇園の宿を去る前という状況だった朝である。そして京都を離れようともしていたが…こういう様子の<祇園枝垂桜>を視ると「再会を期す!」という気分になる。
「妖艶」な感じや「幽玄」な感じに続いて、また別な表情の<祇園枝垂桜>を視られた…自身にとって、<祇園枝垂桜>が酷く愛おしい存在となった。
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