薬師寺を訪ねてみた。
薬師寺は、境内に在って列車が走行する音が聞こえる程度に近鉄の西ノ京駅に近い場所に在る。何か気象情報では「下り坂…」な予報なので「或いは?」と少しだけ危惧したが、西ノ京駅に着いた辺りで雨が降り始めた…
↓薬師寺だ!!雨が降り頻る感じが画でも判るが…
↑左から東塔、金堂、西塔と建物が並んでいる…
↓東塔は、概ね12年間に及んだという修復工事が竣工したところで、漸くこの美しい姿を視られるようになった…
↑雨に打たれながら、こういう様子を見入ってしまった…
↓西塔は1981(昭和56)年の再建である…
「白鳳時代」と呼ばれる時代の697年に本尊開眼で本格的に開かれた薬師寺は、「平城京遷都」の710年に現在地に遷って壮麗な伽藍を誇ったという。が、戦乱や災害で多くの建物は損なわれた。そして再建が叶った建物も、その限りでもなかった建物も在ったという。西塔の再建だが、これは453年間も損なわれたままであったものがようやく再建されたのだという…
こういう中で東塔だけは、創建時のままに千年を超える時を受継がれて現在に至っているという…
何か「心動かされるモノ」が在った…
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