↓佐原駅前に佇む銅像だ…
↑これは地図製作に向けた最初の測量旅行から200年を経た2000年頃に建立された伊能忠敬の銅像であるそうだ…
伊能忠敬の学問の師ということにもなる高橋至時(たかはしよしとき)は幕臣であったが、蝦夷地にロシア船が姿を現し始めた状況下、蝦夷地の測量を行って状況を詳しく把握する必要が在ると進言し、それが容れられた。そして彼は実務の最適任者として伊能忠敬を推した。そして伊能忠敬は江戸から蝦夷地を目指して旅立った…
↓船でいきなり蝦夷地へ上陸する経路ではなく、途中の測量を行いながら移動ということで、伊能忠敬のグループは陸路で北を目指したのだと伝えられるが…像は正しく「皆の衆!行こう!」と、測量の機材を抱えて歩み始める様子が生き生きと再現されているように見えた…
佐原では「伊能忠敬」と言えば「郷土の偉人」だ。困難な道を臆せずに踏み出した先人ということにもなるが…駅前にその雄姿を示し、地域を鼓舞しているような感じが好ましいと感じた。
風雨の中、色々と手を掛けて写真は撮らず、とりあえずこの姿を記録したいと、雨にも負けずに使っていた<XF16㎜F2.8>を装着した<X-Pro2>で撮った画だ。「防滴」を謳うカメラを抱えて出掛けて、本当に善かった…
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