列車で香取駅に着き、香取神宮へ、更に「佐原重要伝統的建造物群保存地区」と呼ばれるらしいが、佐原の街へと風雨の中で歩き続けた。
「19世紀に地図を作った人達」への興味から、伊能忠敬に所縁の佐原に寄ってみたかった。悪条件の下で動き廻る羽目に陥りはしたが、「悪条件下で敢えて!」ということをして、「忘れ難い地区」というように感じられるようになり、「再会を期す!」と念じながら佐原を発つことにした。
伊能忠敬が存命であったような時代の建物も見受けられるという地区から、佐原駅までは歩いて15分前後の道程だ。些か長く風雨に当たった状態だったので、些か身体も冷えて来ていると自覚し始めていた中で佐原駅を目指した…
↓「着いたぁ!」と万歳をしてしまうような感で、至り着いた駅舎を眺めた…
↓実に…渋い外観の駅だ…強風で「佐原駅」と書き込まれた暖簾が揺れていた…
↑「佐原重要伝統的建造物群保存地区」に紛れ込んでも違和感が薄いような按配の外装に仕上げられている建物だった…
↓2000年代に何回かの整備工事を経て、周辺も含めて現在のような様子になったようだ…
成田駅や千葉駅へ向かう列車に乗ろうとしたが…少し待ち時間が発生したが「濡れっ放し…」が「ややキツい…」と思えるようにもなって来たので、駅舎内の待合に利用出来るスペースの一隅を拝借してゆったりしていた…
色々な駅舎を見ている。中は「今時の普通の駅」だが、何やら「歴史的建造物?」であるとさえ思わせるような、地域に伝わる古い建物のイメージを採り入れた、実に素敵な建物だと思った。離れて数時間と経たずに「また行きたい…」と思い出してしまった程だった…
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