↓木屋町通には桜が溢れていた…

↓二条から五条の南北に延びる一隅が木屋町と呼ばれているらしいが、その木屋町に南北に延びる通の脇は桜が並木のようになっている…

↓木屋町通は高瀬川と並行している。高瀬川の脇に桜が植えられ、木屋町通が「桜並木の道」というような様相を呈している…

高瀬川は何か「真直ぐな水路」という様相なのだが、江戸時代初期に相当する1611年頃、京都の街中と街の南側の伏見とを結ぶ運河として開削されたものであるそうだ。この運河では「高瀬舟」と呼び習わされた川舟が行き交っていて、それに因んで運河も「高瀬川」と呼ばれるようになって行ったようだ。運河としての役目は既に果たしておらず、伏見へ繋がる水路でもなくなってしまっているが、江戸時代の「3間」(約5.4m)に設定された川幅は殆ど変わっていないということだ。
↓「道の脇に」とも「川の脇に」とも形容し得る状況だが、桜が非常に眼に優しい感じだ…

↓こういう桜を愛でながら進むことが叶う場所を歩き廻ってみたい…それだけのことで、ここまで足を運んでしまったような気がする…

木屋町通の桜に関しては、阪急の京都河原町駅辺りで眺めるのが専らであったが、「木屋町通を高瀬川沿いに歩いて眺める桜」というのも、非常に好いと思った。
この記事へのコメント
boheme0506
私は29日の夜に木屋町通りの桜を見ました。
見頃一歩手前といった感じだったので
31日だったらいい見頃だったでしょうね。
川沿いに桜って合うと思います。
私も高瀬川沿いに沿って歩いて眺めるのが好きです。
いい時期に来られましたね。
祇園白川は今年は見れず、こちらで見れて嬉しいです^^
Charlie
“気晴らし”に時間を設けた中、「何と言われようと構うものか!!桜を見せろ!!」と出掛けて、佳い宿が手頃な価格で押さえられたことも在って京都へ御邪魔して、色々と桜を拝見しました。本当に善かったと思っています。
高瀬川に沿っている木屋町通については、阪急の駅の辺りで桜を観た印象が強い他方、通に沿って咲き誇る花は初めて向き合えた感じです。実に素晴らしい感じでした。
他所から訪ねて眺めるということでは、昨今の情勢下では「滑り込みで視られたタイミング」だったと思っています。本当に「それでも花は咲く!!」と叫びたい感です。
ブログに整理した写真を順次掲載しながら、「京都の町を彩る桜と必ず何時か再会を期す…」という想いを高める昨今です。