「非常によく知られている」という場所で、直ぐ近くまで訪れた経過は在っても、「どういう訳か立ち寄っていない…」というような場所は見受けられるものである。
祇園の宿に在って、前日の“些かの消耗”から回復した感であった中、<祇園枝垂桜>を眺めに行くことを振り出しに、早朝から歩き廻った…
↓そして<八坂の塔>を見上げる辺りに至った…
↓吸い込まれるように、石畳の路へ踏み込んで行った…
↓<産寧坂>に至った…<三年坂>とも呼ばれている…
この辺り…「“京都”のイメージ」というような感にもなっているような場所だと思うが、これまでどうしたものか訪ねたことが無かった…「漸く辿り着いた」ということになるのかもしれない…
↓石畳の坂道になっている一画だ…
↑辺りは「重要伝統的建造物群保存地区」となっている。なるほど、何となく「幕末の志士が駆け抜けて行く?」というような様子を想像してしまうような街並みであった…
↓これは<二年坂>と呼ばれる<三年坂>と交差する少し緩やかな坂道であるが、ここも公式には<産寧坂>の一部なのだそうだ…
↓桜の木が在る辺りでは、折良く花が咲いていた…
↓実に雰囲気が好かった…
早朝の、未だ全くと言って差し支えない程度に、何も動いていないような中でこの<産寧坂>に歩き至った。そして、遠い時代の人々の話し声や足音でも聞こえそうな街並みをゆったりと眺めた。起き出して散策に出ているような人達や、私自身と同様にカメラを手に散策している人達に少しだけ出くわしたが、驚く程に静かであった。街歩きは早朝が好いということか…
今般、ここに立ち寄ることが叶ったのは非常に嬉しい!!
この記事へのコメント
boheme0506
静かであまり人がいない時なら
やっぱり早朝がいいのかなぁ~と思います。
今年は中国人観光客が来れなかったので
静かだったのかもしれません。
桜も後半はどこも寂しかったみたいですね。
産寧坂もいいですけど、八坂の塔もいいですね。
もっとも雰囲気のいいところだなぁ~と思います。
桜も咲いていて、いい時期み来られましたね。
Charlie
早朝5時頃に<祇園枝垂桜>を眺めてから東大路通を歩いて<産寧坂>に至り、静かな状況で動き廻りました。「なるほど!!」という雰囲気の好い場所でした。
今般は桜が咲いていたのが酷く好かったのですが、「塔が覗く坂道」というものの独特な風情を愉しみました。
また寄る機会が在れば、雰囲気の好いカフェ等が営業を始めている時間帯にしたいという気がします。
京都のような街は、「訪ねる機会が増える程に御愉しみが拡がる」という側面が在るように思います。