サイフォンで淹れた珈琲とバタートースト…:<喫茶 ラ・ヴィータ>(2020.03.30)

<祇園枝垂桜>、<産寧坂>、<大谷本廟>と<東大路通>を南下し、京阪の清水五条駅の辺りに至った。京阪の路線の七条駅から出町柳駅までの区間は、街の東寄りの地下に軌道が敷設されている。故に「清水五条駅の辺り」と言っても、「川沿いの道路の歩道部分に地下駅との出入口が見える」ということになる。

朝5時頃から歩くと…時間はたっぷりと在る。清水五条駅周辺に至った時点で朝7時前という状態だった。そのまま歩き続けるというのも消耗してしまいそうなので、一息入れられそうな場所を探した…

↓歩道にこんな看板が出ていた…<喫茶 ラ・ヴィータ>という店が在った。
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↓「営業中」だ!!
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↓「おはようございます!」と入ってみれば、「古き善き喫茶店」という風情が溢れる店だった…
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折り良く、店主氏が店に着いて、この日の営業を始めようとしていたところだった…流れていた音楽―詳しく知らないが、やや懐かしい感じがしたラテン系な曲だった…―に合わせて、店主氏の鼻歌が混じる。お気に入りの音楽と共に一日を幕開けしようとしていたのであろう…

↓スタンダードな感じのブレンドコーヒーをサイフォンで淹れていた…極々軽いブレックファストという感で、バターを塗ったトーストを頂いた…
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何か、主に近隣に在る皆さんが立ち寄る店というような感じの場所だった。そう言えば以前にもそういう感じな店に立寄ったことが在った…こういうような「日常の街角」に、一寸だけ静かに御邪魔させて頂くというのも、旅の愉しみというものかもしれない…京都に関して言えば、この種の「近隣に在る皆さんが立ち寄る」というような喫茶店は無数に在るような気がする…

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