↓“五芒星”の扁額が鳥居に掲げられている…
↓独特な扁額の故に酷く存在感が在る鳥居だ…
↓<一条戻橋>辺り、“陰陽師”として知られる安倍清明の屋敷の跡が社になっている。
↑“五芒星”の扁額を掲げた鳥居の傍に、古い<一条戻橋>を再現している。<戻橋>には「冥界とこの世とを結ぶ橋」という伝承が在るという。<戻橋>の標柱の脇の石像は、陰陽師が僕のように使う<式神>(しきがみ)と呼ばれる鬼神をイメージしているのだという…
↓存外に参拝者が多かった感だが、拝殿や本殿の在る辺りへの入口だ…
↓拝殿を正面から眺めた…両脇に安倍清明像と<厄除桃>が据えられている…
↑提灯にも“五芒星”が記されているが、これは<清明桔梗>とも呼ばれる紋なのだという。
↓「概ね等身大?」というような大きさの安倍清明像だ…
「陰陽師」というのは陰陽五行説に基づいた陰陽道による御祓いや祈祷、吉凶占い、暦や時間に関する事に携わる仕事であったという。安倍清明は一条天皇の時代にそうした陰陽師の仕事で功績を挙げ、他界の後に屋敷跡で祀られることになったのだという。その後、清明神社の礎となった屋敷跡は色々と在って敷地はささやかなものとなって行ったものの、幕末頃から整備が進み、1950(昭和25)年に少し敷地を拡げて現在のような状態になったのだそうだ…最近は映画等―何か「魔法使い」のような感じに描かれているかもしれないが…―を通じて陰陽師が、安倍清明が知られるようになり、人気の神社ともなっているようだ。
↓御神木は楠だ…推定樹齢は300年程であるという。
↓何か「エネルギー」のようなモノを感じる木だ…
ここを参拝すると…何か陰陽師の力で「悪いモノ」を拭ってくれるというような気分になると思った…独特な趣が在る場所で、訪ねてみる機会が設けられて非常に善かったと思う…
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