↓それでもこういう光景を眼にすると、頭の中で「ここへ還って来た…」という程度に感じている…

↑何時の間にか、勝手ながら「関西の別宅」という程度にさえ感じている、JR奈良駅傍の宿の居室から視えるのがこういう光景だ…
<奈良市総合観光案内所>として活用されている嘗ての奈良駅の駅舎は美しい…近年好まれるような雰囲気で高架駅となった奈良駅と周辺とが整備された中、旧駅舎は独特な存在感を放って輝いているように思う…
この日は<祇園枝垂桜>の近隣の宿を離れ、京都の地下鉄烏丸線の南側の起点・終点となる竹田駅辺りに寄り、そこから近鉄の列車で奈良に至った訳だ…
↓宿にモノを置いて、早速に辺りを歩いてみた…

↑何となく好い風情だと思う…
奈良の街の中心的なエリアと他地域とを結ぶ鉄道駅としては、JR奈良駅と近鉄奈良駅とが在る。「一利用者としての自身」の勝手な感覚だが…「奈良に着いてからの利便」や、「奈良県内を動く」ということなら近鉄奈良駅が少し優位なような気がする。他方、大阪や京都、更に神戸等まで視野に「近県との往来の起点」という意味ではJR奈良駅の方が少し優位なような気がする。両駅は、歩けば10分や15分という程度に離れて立地しているが、結局「発着する列車で行く先」に応じて使い分けるということにしかならないのだが…
↓近鉄、JRの2つの奈良駅の利便性等に関しては甲乙は付け悪いと思う…が、「景色が好い」ということでは、圧倒的にこのJR奈良駅周辺となると個人的には思っている…

この旧駅舎を利用したJR奈良駅周辺の景色に関しては、奈良を離れて直ぐ後に、「既に懐かしんでしまっている…」ということに気付き、一寸苦笑いしてしまう場合さえ在る…
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