
北海道では馬を運送や耕耘に用いていて、外国の大型馬を導入する等して馬の品種改良を重ねる中で、「挽曳」(ばんえい)という目的に適した馬を育んで来た…岩見沢駅のホームに据えられた馬は大きいが、その大型の馬は競走馬の倍かそれ以上の体重を持つかなり迫力が在るモノだ…
嘗ては帯広、北見、旭川、そして岩見沢を時季毎に巡りながら、大きな馬に橇を曳かせて、大きく高い障害を設けた直線コースで競うレースが催されていた。<ばんえい競馬>という。現在も<ばんえい競馬>は、帯広でのみ開催されている…
↓恐らく、その<ばんえい競馬>の関連で岩見沢駅に贈られたのだと想像するが、1980(昭和55)年から設置されているそうだ…

↑この大きな馬…実物と然程変わらない大きさに見えるが、木を彫って制作したモノであるようだ…
現在は帯広の<ばんえい競馬>で見掛るという程度の、大型の馬だが、昭和20年代位までは方々で活躍していて、昭和30年代位には見掛る機会が激減したと人伝に聞く…そういう歴史を伝えるモノが駅に据えられているのは面白い…
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