豊国神社…:大阪城公園(2020.04.02)

↓敢えて背中から銅像を眺めるというのは面白い…
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↓豊臣秀吉の銅像だ…戦の指揮を執るというような様子の像だ…
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この銅像は、戦時下の「金属供出」で1943(昭和18)年に姿を消して、2007(平成19)年に至って復元されたモノであるという。大阪城公園の豊国神社に据えられている…

京都の豊国神社は「とよくにじんじゃ」と言うが…大阪城公園に在る豊国神社は「ほうこくじんじゃ」と言う…京都の豊国神社は豊臣秀吉が祀られているのみなのだが、大阪城公園の豊国神社には豊臣秀頼、豊臣秀長が合わせて祀られているのだという…

京都の豊国神社は江戸時代に廃されてしまった後、明治時代に復活した経過が在る。大阪でも明治期に京都の豊国神社の別社として起こる。

1921(大正10)年に至り、京都の豊国神社から独立した。その後何度かの遷座が在り、1961(昭和36)年に現在地へ遷っている。

↓社殿はなかなかに重厚な感じだった…
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↓灯篭に豊臣家の紋が入っていた…
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↑奥の桜が美しい…

京都の豊国神社に立ち寄った経過が在ったので、「そう言えば大阪城公園にも…」と思い出した。京都が「とよくにじんじゃ」で、大阪が「ほうこくじんじゃ」であるというのは、今般初めて気付いた…

大阪では、街の礎を築いた人物として「太閤さん」は少し人気が高いと聞く。江戸時代に廃されてしまう以前の豊国神社については、大阪城内に分祀されていたらしいが、明治期以降に復活した神社に関してもそういうようなことになった訳だ。

興味深い経過の神社であるが、素晴らしい青空の下で立寄ることが出来たというのが、非常に好かった…

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