
↑奈良駅の改札口へと続く辺りの広い通路である…
高架上の駅だが、中の通路の天井を「古い大きな寺院」を思わせるような意匠にしている。これも「古都・奈良へ入る人達を迎える」という意図なのだろうが…私は逆に「長い長い歴史を積み重ねた街から、違う伝統を持つ他地域へ踏み出して行く…」というようなことを想起する…
高架駅、逆に地下駅というものの中は、何となく「実用本位一辺倒」ということになるような気がしないでもないが、この奈良駅の通路のような「一寸、工夫してみた意匠」というのは非常に好いと思う。
方々で撮影し、溜まったモノクロ写真をランダムに展示中。カテゴリは、撮影地別。
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