「南千歳駅」は嘗て「千歳空港駅」と言っていた。駅から道路上に橋のような通路が設けられて空港のビルへ向かうようになっていたと記憶するが…1992(平成4)年に新千歳空港ターミナルが開業した際、「千歳空港駅」は「南千歳駅」と改称し、支線で新千歳空港ターミナルの地下に設えられた「新千歳空港駅」に入り込む列車で、空港利用者が札幌等との間を往来するようになって行った。
苫小牧駅から南千歳空港に着き、新千歳空港駅へ向かう列車を待った。
↓左側には新千歳空港駅を出て、札幌方面へ向かう列車が停車中だ。右側に新千歳空港駅へ向かう列車が姿を見せた…
↓列車の先頭側で待っていると、停車に向けて列車が減速していく様子が見えて面白い…
↓733系電車が現れた。6輌編成だ。
↓札幌方面へ向かう列車が動き始めた中で、新千歳空港駅へ向かう列車は静かに停車した…
↓列車の先頭の車輌…この時は酷く空いていた…
列車が動き出せば、間もなく地下に敷かれる軌道へ入るトンネルになり、灯りが見えるようになり、3分程度で新千歳空港駅に列車が着く…
↓新千歳空港駅に到着した…
嘗てJR北海道では青函トンネルの中に駅を設えて、見学コースのようなことをやっていた。そこを廃止してしまったので、新千歳空港駅はJR北海道唯一の地下駅となる。加えて新千歳空港駅は、札幌の地下鉄東西線の新さっぽろ駅よりも東に位置する地下駅で、「日本国内で最も東にある地下駅」ということになるのだそうだ。
そんなことで、この日は長い移動で新千歳空港に至ったのだった…
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