
↑以前にもこのブログで取上げたことが在ったのだが、「パピロス」と呼ばれる種類の、ロシアの煙草だ…<БЕЛОМОРКАНАЛ>(ベラモルカナル)という名である。
↓「パピロス」というのは、フィルターは無く、煙草を紙で巻いた部分の延長線上に厚めの紙を丸めた筒状のモノが付いている…

以前にユジノサハリンスク市内の店で求めたモノである。何時頃持ち帰ったのか、記憶が曖昧になっている。何となく袋に入った状態で、居室の隅に置かれた箱にゴチャゴチャとモノが入っていた中に混じっていたのだ。「思わぬ発見」という感で、出て来て笑ってしまい、何となく写真に収めてしまった…
↓<ジッポー>のオイルライターと何となく並べているが、「煙草の箱」ということではやや大きめに感じられる箱で、独特な存在感の煙草だと思う。

↑喫した時も、やや「強い…」という感じな独特の“味”というように思う。煙も「やや濃い?」というような気がする…
こういう形状の紙巻き煙草だが、各国では1940年代位までで廃れてしまっていたらしい。が、ソ連ではそれが延々と受け継がれ、ロシアの時代になっても残っていた訳だ。<БЕЛОМОРКАНАЛ>(ベラモルカナル)に関しては、1932年に初めて登場したというが、パッケージ等のマイナーチェンジは在ったものの、原則的に同じモノが延々と受け継がれているということになる…(因みに<БЕЛОМОРКАНАЛ>(ベラモルカナル)という名は、初登場の頃に話題であったという<白海・バルト海運河>に由来するという…)
暫くの間は、このかなり独特な感じのモノを楽しむことが出来る訳だ。
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