<旧 越中屋ホテル>…(2020.07.20)

「(俄かに)小樽の住民」という情況で、札幌を往復するなどしながら所用を足して過ごしていると、特段に縁深いということでもない小樽の駅に着いて「戻った…」という程度に感じるようになってしまう。そういうように感じていた夕刻、軽く何かを摂ろうと辺りを少しだけ歩き廻った…

↓こういう様子を見掛けた…
20-07-2020 Otaru in evening (17)
↑何か「古い時代には“モダン”と言われていた筈…」と思わせる建物だ。夕刻に暗くなり切る前に照明が点り始めたような頃の、なかなかに好い雰囲気を醸し出している…

これは<旧 越中屋ホテル>で、1931(昭和6)年に竣工であるという。往時は、国外でも「日本の北海道の小樽という場所に在る宿」として紹介もされていたらしい。大正時代から昭和の初めの“最新”ということになる建物だ。

現在も、この建物を利用して宿泊施設が営まれているようだ…滞在してみたことは無いが…

その辺に一寸出るという場面でも、何となくカメラは持参してしまう。小樽は「そうさせてしまう雰囲気」が在るような気がする。そしてそういう街の居心地は悪くはない…

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