夕刻、多少雨が交ったが…戸外へ出ることが憚られるような次元の強い雨というのでもない…
そういうことで傘も使わずにふらりと出て、夕食を愉しんでから、辺りを少しばかり歩き廻った…
↓雨に湿った路面に、灯りや、灯りに照らし出されているモノが映り込む様子が見受けられた…
↑建物正面に柱列のようなモノが据えられた、少し貫禄が在るような古いビルだ…
↓少し離れて、建物全体を眺めてみる…
↑この建物は<旧 三菱銀行 小樽支店>で1922(大正11)年に竣工した鉄筋コンクリート4階建てだそうだ。現在はバスターミナルになっていて、オフィスや待合所や各種店舗が入っていると聞く。店舗の営業が終わって少し経ったような時間帯に通り掛かった訳だ…
大正時代後半から昭和初期、小樽は北海道に在って「金融センター」のような存在感を有していて、<北のウォール街>という呼び方も在ったという。方々の銀行が小樽に支店等を開設しており、そういう関係の建物が多く伝えられている。
雨交じりな中…「防滴」を謳う<X-Pro2>と<XF16㎜F2.8>の組合せであれば、散策に出てこんな写真を撮ることも叶う訳だ…
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