
↑やや古くからの高架と見受けられる鉄道の脇に、小さな年季が入った社が在る…
↓正面からよく見ると「正一位稲荷大神璽」という額が掲げられている…

これは「末広」という通称で知られた侠客であったという鈴木吉五郎が、1884(明治17)年京都の伏見の稲荷大社の分霊を勧請して設けた社なのだそうだ。「末広」こと鈴木吉五郎は、消防組を興す、芝居小屋を設けるという活躍をして知られたそうだ。その「末広」が設けた<稲荷>はなかなかに人気が高かったようだ。そしてそれが地元に受継がれて現在に至っている…
↓社の傍に紫陽花が咲いていた…

↓鉄道高架の壁面に蔦が絡まっている様子を背景に、紫陽花は競うように咲いていた…

↓艶やかな花に暫し見入った…

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