<末広稲荷>と紫陽花と…:小樽(2020.07.19)

↓南小樽駅の少し北に相当するのか?小樽駅方向へ少し歩くと、こういう様子が眼に留まった…
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↑やや古くからの高架と見受けられる鉄道の脇に、小さな年季が入った社が在る…

↓正面からよく見ると「正一位稲荷大神璽」という額が掲げられている…
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これは「末広」という通称で知られた侠客であったという鈴木吉五郎が、1884(明治17)年京都の伏見の稲荷大社の分霊を勧請して設けた社なのだそうだ。「末広」こと鈴木吉五郎は、消防組を興す、芝居小屋を設けるという活躍をして知られたそうだ。その「末広」が設けた<稲荷>はなかなかに人気が高かったようだ。そしてそれが地元に受継がれて現在に至っている…

↓社の傍に紫陽花が咲いていた…
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↓鉄道高架の壁面に蔦が絡まっている様子を背景に、紫陽花は競うように咲いていた…
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↓艶やかな花に暫し見入った…
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