↓典雅な建物の入口辺りで咲き誇っていた紫陽花…雨に湿っている…一際艶やかだ…
↑19世紀に日本の文物を欧州に紹介したシーボルトは、愛した女性の「お滝さん」に因んで、この花を<オタクサ>と名付けて伝えたそうだが…「日本で出会うことが叶う最も麗しいモノの一つ」というようなことを考えたのかもしれないと想像しないでもない…
この場所の紫陽花には気付いていた。日中の紫陽花に対して夜、加えて雨交じりである。趣が少し異なる…そしてそれが好い!!
夕食を愉しんでから、少しばかりの雨にも拘らず、多少の回り道を厭わず辺りの風情を眺めながら宿へ引揚げた…
↓「こんな様子」に気付いて、この紫陽花の辺りで写真を撮った…
既に気に入った光景として記憶に留めていた辺りではあったが…
↓「雨交じりな夕べ」というモノが醸し出す風情は格別だ…
↓既に「画になる!」と記憶に留めたという場所ながら、雨交じりになると趣が変わる…
「所用で…」ということで南下し、「札幌や小樽で動き回る」という理由で小樽滞在としたが…非常に好かった!!
↓「また何度でも寄ろう…」と思わせてくれる何かが在った…
「日本で出会うことが叶う最も麗しいモノの一つ」というようなことを考えたかもしれないシーボルトが愛した女性に因む名を冠して紹介したという紫陽花が咲く時季に、好い出会いが在ったような気がしている…
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