小樽に滞在することにして出掛けたが、滞在先の宿に入る前に、ゆったりと街を歩き廻っていた…
↓こういう様子を眼に留めた…
↑煉瓦造の立派な建物だ…
↓少し引いて建物を眺めるとこういう具合だった…
↑通り掛かったのは“ランチ”と“ディナー”の谷間のような時間帯で営業はしていなかったが、建物は飲食店として利用されているような感ではあった…
これは佐渡に本店を構え、小樽を支店としていた<磯野>の倉庫で、佐渡から運び込んだ味噌等を保管していたそうだ。1906(明治39)年の建築で、防火に配意して屋根も確りと瓦葺きになっている。
この建物の持主であった人物は、小林多喜二の小説に登場した地主のモデルとなったとも言われているそうだ。
何やら「その辺に転がる“歴史”」を拾い集めるかのような具合で散策出来るのが小樽という街かもしれない…
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