本州側から鉄道で四国へ向かうには、岡山駅から児島駅への経路を経る<快速マリンライナー>で瀬戸大橋を渡るのが好い…他に四国の何箇所かと岡山とを結ぶ特急列車も在るようだが…
<快速マリンライナー>は四国に上陸してから坂出駅に停まる。JR四国では「上り列車」と案内しているようだが、岡山を発つ「高松行」は東へ向かう。西へ向かう場合は、坂出駅で、JR四国では「下り列車」と案内している列車に乗換える。
この「下り列車」というモノに乗車して、停車駅の周辺等で車窓からの景色を眺める。坂出駅を出て丸亀駅に進入する際、丸亀駅のやや東方ということになるのであろうが「アレは?!」という眺めに出くわして驚かされた。最初に立寄った善通寺の後、改めて丸亀に立寄り、「アレは?!」を少し近くで眺めてみることにした…
↓こういうような様子が、少しだけ遠くからではあるが、列車の窓から視えていた…何か「小高い丘を悉く石垣で固めている?その上に小さな建物?城の天守閣?」という具合なのだ…
↓陽射しが「(正直なところ)少しキツい?」とも思いながら、丸亀駅から歩けば、丸亀市役所の辺りの緑地からこういう具合に丸亀城が視えている…
紛れもなく「日本の近世城郭の石垣」ということではあろうが…何やら「小高い丘を悉く石垣で固めている?」という感で、「遠い国の文明の遺跡?」というような雰囲気さえ感じてしまった。
↓もう少々寄ってみればこういう感じに視える…
↓一頻り城の域内を歩き廻り、丸亀駅へ引揚げようと振り返ったが…何か「温暖な地域」と感じさせる木が茂っている向こうで、石垣が独特な存在感を放っていた…
地図で視れば、面積が然程大きくない感の街が幾つも連なっている香川県ではあるが、「各々の伝統」が重ねられた地域が連なり、「一寸動き回ると、様々な文物に出くわす…」という感が面白いと思った。
それにしてもこの「遠い国の文明の遺跡?」というような雰囲気さえ感じた丸亀城の石垣は迫力が在った…
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