<南風>という愛称の特急列車は、高知駅を発ち、四国の真中を縦断する土讃線を走る。高知県内から徳島県内の内陸側から香川県に入り、やがて瀬戸大橋を渡って岡山駅に着く。
この<南風>に乗車して多度津駅に出て、西の松山駅へ向かう列車に乗換えようと、高知駅へ向かった…
高知駅で改札を潜り、高架上のホームに出てみた…
↓待っていたのはこういう列車だった…
↑アンパンマンだ…<あかいアンパンマン列車>と名付けられているらしい…7月に登場したばかりだと聞いた…
↓<くじらドーム>という愛称が冠せられている屋根から全体が少し出てしまう、4輌編成の列車だ…
↑車輌そのものは、JR四国の新しい特急列車用ディーゼルカーの2700系ディーゼルカーである。
↓一部の指定席では、『アンパンマン』に登場するキャラクター達のカバーが被せられているそうだが、自由席は普通な感じだった…
↑或いは、華々しい外装との落差に、何となく驚くという気がしないでもない。が、乗車して乗車時間を過ごす分には、普通な感じが落ち着くというのが個人的な感想ではある…
『アンパンマン』という作品そのものは、御馴染な現在のキャラクターの感じになる前身という作品も在るようなのだが、直接的には1975(昭和50)年に登場した児童向けの絵本が起こりということになりそうだ。そしてテレビアニメは1988(昭和63)年に初登場したということで、現在に至るもテレビ放映は続いているようだ。随分と長期間に亘って、幼稚園に通うような子どもが在れば、大概は『アンパンマン』に登場するキャラクターの何れかが大好きであったり、手近な「専用のモノ」として『アンパンマン』関係のグッズを愛用していたりするのではないだろうか?既に相当長い年月に亘って「小さな子ども達が初めて親しみ、憧れるキャラクター」ということになる『アンパンマン』なのかもしれない…
↓こんな列車に乗って多度津駅を目指した…
“アンパンマン列車”というのも、JR四国が長くやっているモノで、『アンパンマン』のキャラクター達が賑やかに描かれている車輌を用意して運行している。駅では、この車輌を「視たい!!」と小さな子ども達がやって来ていて、保護者と一緒にホームを走り回って大喜びで眺めている様子が随分と見受けられた。更に、親子で一部区間を乗車してみているという様子も伺えた。或いはJR四国の“人気コンテンツ”の“最新バージョン”に偶々出くわしたことになる。
特急列車としての「列車愛称」は<南風>であったが、「車輌愛称」としては<あかいアンパンマン列車>であった列車に乗車するという経験をした…
>>JR四国による<アンパンマン列車>の紹介
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