↓丸亀駅の傍で、行き交う人々を見守っている犬…優しそうな犬だと思い、好感を抱いたが…概ね、実際の犬の大きさと思えるような像だった…
↓この犬…警察犬なのだそうだ。<きな子>という愛称であるそうだ。ゴールデンレトリバーの身体の色…黄粉を想起させるような色かもしれないが、そこから名付けられた愛称のようだ。
<きな子>は実在した警察犬で、少し知られた存在だったということで、2010年にその物語が映画化されているという。
実在の<きな子>は2002年に丸亀の警察犬訓練所で生まれて、2017年に老衰で世を去った。14歳だったという。その後、故郷である丸亀に銅像が登場したようだ。
警察犬を目指して訓練をしていた<きな子>であったが、地元テレビの取材が入った訓練会の催事で、何やら要領を得ない「ズッこけ」な行動で視聴者の笑いを誘い、妙な人気を得てしまう有様であった。なかなか訓練が上手く出来ず、<きな子>は警察犬としての活躍は出来ずに居た。その後、7回目のチャレンジとなった訓練会の臭気選別の競技で、出場38頭中で1位となり、嘱託警察犬となって活躍することとなったのだという。
警察犬の訓練というような仕事は、それなりに難しく、そして大切な事なのだと思うが、嘗て話題になった犬の像は、丸亀でそういう大切な仕事が行われていることを想起させてくれる。そして<きな子>の優しそうな顔には、失敗して笑われても頑張り続けるという在り方が反映されているような気がする。何よりも、優しそうな警察犬が行き交う人達を見守っているというのは、非常に好ましいような気がした…
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