「四国の4県に足跡」と思い立ち、香川県に上陸し、徳島県を経て高知県に入り、愛媛県に既に至っていた…存外に目まぐるしい動きかもしれないが…
愛媛県については、訪ねてみて興味深いという場所が多々在ると思う。松山に在って、ロシア兵墓地という意表を突くような場所を振り出しに松山城にも寄り、松山・今治間を列車で往復して大三島の大山祇神社に足を延ばし、今治城も訪ねている。
そういうことなのだが…「松山」と言えば多くの方が思い浮かべる場所…
↓道後温泉へも足を運んでみた…

↑高台から、工事が行われている<本館>の辺りを望んでみた…こういう眺望を愉しむことが出来る場所が在るというのは非常に好い…
今治城を訪ねて松山へ引揚げ、夕刻に路面電車を利用して道後温泉を訪ねてみたのだった…
道後温泉の大変によく知られている<本館>は工事が行われている。中に入って入浴することも可能とは聞いた。が…
↓とりあえず<別館 飛鳥乃温泉>(べっかん あすかのゆ)という方で温泉に浸かり、よく歩き廻っていた身体を解しながらその日の夥しい汗を流したという感の過ごし方をした…

道後温泉は、飛鳥時代と呼ばれるような古代から知られている温泉ということで、飛鳥時代風の建物外観としたという<別館>である。
↓伝統在る温泉というのはなかなかに寛ぐことが出来る。貸タオルも在るので、特段に浴場へ行く支度を持たずに訪ねることも出来る…

↑立寄った日は、それ程込み合ってもいなかったので、何かゆったりと過ごすことが叶った…「身体を伸ばして任意の姿勢で暫し…」という「温泉地の大浴場」というモノは格別だ…
温泉入浴を愉しんだ後、辺りを少し歩き廻った…
↓本館の正面外観は、悪くない感じで見ることが出来た…

↓建物は1894(明治27)年に竣工したものであるとのことだ…

↓なかなかに人気が高いようだ…「松山の道後温泉に来ました!」というような記念写真の撮影を愉しんでいる方達を存外に見掛けた…

↑私はと言えば、こういう古い趣深い建物の様子を写真に収めるということで大いに満足だったが…
何か「伝統の温泉地」が、「街の中から少しばかり路面電車で進んだ」というような辺りに拡がるという道後温泉の風情…一寸好い感じだった…この場所は、松山に在る場合は、少しばかりの時間を設けて寄ってみる価値は在ると思った…
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