近鉄の列車を利用して生駒山に到り、寶山寺(宝山寺)を訪ねた…
↓境内に在って一際大きな存在感を放っていた建物だ…
↑寶山寺(宝山寺)では「最古の建物」であるという本堂だ…朝日嶽という岩山を背景に建っている…
1688(貞享5)年に仮本堂を現在の姿に建替えたのだという。重層の護摩堂様式の建物で、湛海(たんかい)(1629-1716)が手掛けたという不動明王の像が収められているのだという。
↓17世紀末に近い湛海の時代以来の、多くの人々の寶山寺(宝山寺)への篤い想いが籠った御堂という雰囲気だ…
↑この本堂の前に佇むと、貫禄の在る御堂に込められた何かや、後背の朝日嶽が秘めている力が「降り注いで来る?」かのような気にもなってしまう…
何日間かに亘って様々な場所を訪ねた経過が在った。立寄った各々の場所に各々の佳さ、或いは好さが在り、何れも甲乙は付けられず、何れも忘れ難い。そうは思うが、次第に強くなっていく「夏らしい!」陽射しを受けながら生駒山の坂道を上がって訪ねた寶山寺(宝山寺)の風情は「殊更に好かった…」と思い出す頻度が少し高めだ…
この記事へのコメント