早朝…思い付いて戸外に出てみれば、存外に強い雨が交っていた…が、「雨ニモ負ケズ」と「極々短い散策」に出てみた…
↓北門神社の境内に上ってみた…毎朝の神事のために社殿へ向かう、傘を使っている宮司さんの後ろ姿を見掛けた…
↓石段から雨交じりの早朝の街を眺めた…
↓東寄りの空を望む側に設えられた鳥居だ…
極近所の社…北門神社…意外に画になる場所だとも思う…
方々で撮影し、溜まったモノクロ写真をランダムに展示中。カテゴリは、撮影地別。
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この記事へのコメント
boheme0506
稚内の神社なのですね。
一瞬他の県かと思いました。
勝手なイメージですが、北海道で寺社を見たことがなくて、
洋と自然のイメージがあったせいか
北海道には寺社はないのか?と思ったくらいです。
雨に濡れて、とてもいい雰囲気ですし
写真もすごく好みです。
Charlie
こんばんは!
朝には神事で鳴らす太鼓の音が聞こえるという程度に御近所の<北門神社>の写真ですが、気に入って頂けて凄く嬉しいです。私自身、「見慣れている様子とは一味違う!!」と多少驚き、急いで記事化してブログに出しました。
北海道の沿岸部等では、江戸時代位までの時期、本州方面と往来していた人達が神様を御祀りしていたということで、その流れを汲んだ神社が在ります。<北門神社>も、そういうような江戸時代に御祀りされていた神様という流れを汲んでいる神社の1つです。
「早くから本州の人達が一定以上入っていた」という函館方面には、古い歴史を誇る神社が見受けられます。
↓「最古」と言われる<船魂神社>は鎌倉時代位からの、半ば伝説のような歴史が伝えられています。
http://monochrome097.seesaa.net/article/469918711.html
↓<函館八幡宮>は、江戸時代の時点で「奉行所建設の関係で遷座」というような記録が在る場所です。
http://monochrome097.seesaa.net/article/469915490.html
↓函館の「佳い景色」で知られる<八幡坂>は「八幡宮が在った場所の辺り」という命名由来だそうです。
http://monochrome097.seesaa.net/article/472830906.html
↓<湯倉神社>も、江戸時代の松前家が大事にしていたという経過が伝えられています。
http://monochrome097.seesaa.net/article/473055975.html
北海道内各地に関しては、明治時代以降に各地の人達が入植して村を拓いていますが、その際に入植者の出身地の神社を勧請している例が多く在ります。「村を拓く時には、とりあえず神社」という一面も在るようです。
↓例えば<美瑛神社>は和歌山県出身の皆さんが村を拓いた関係で、熊野本宮大社を勧請しています。
http://monochrome097.seesaa.net/article/465403148.html
↓旭川神社は、方々の人達が居た屯田兵の村だったので、伊勢神宮を勧請しています。
http://monochrome097.seesaa.net/article/469964691.html
確かに「北海道」と聞けば、明治期以降の洋風な建築と自然のイメージが強いと思いますが、様々な規模の神社が方々に在ります。こちらのブログでも取上げた経過が在るので、幾つか御紹介しました。
ところで<北門神社>は、神職の方が常駐している神社としては、日本国内では最も北ということになるようです。社務所で御朱印も御願い出来ます。最近は密かにこの御朱印が人気らしいです。