このブログは2016年4月に始めた。「モノクロ写真を展示してみる…」と題した最初の記事を投稿してみたのは「2016年4月23日」であったので、何時の間にか4年半を経た。
時を経る中で「開始から半年…」、「開始から概ね1年半…」、「2年余り…」、「3年余り…」、「丸4年…3953件…」と無事に続けていることを言祝ぎ、歩みを少し振り返る記事も綴っている。この記事もそういう系譜になる。
「不意に思ったのは、モノクロ写真を主体に纏めている場を…設けていなかった…」として、「思い立ったが吉日」としてこのブログを始めていた訳だが、飽きずに、途切れ―投稿に余り大きな間隔が開かない…―ずに続いて来たものだと、自身でも些か驚いている。これはモノクロ写真も愉しもうということになって、2017年、2018年に相次いで<X100F>や<X-Pro2>という、「持っているだけで嬉しい…」、「ドンドン使ってみたい…」、「写真撮影が愉しい…」という道具(=カメラ)を手にしたからということも在るかもしれない。
当初、4年半前には、少し数が在る方々で撮ったモノクロ写真の中から、気に入ったモノを淡々と紹介するような調子だった。しかし、どちらかと言えば「冗長な程度に饒舌?」という性分でもあるので、撮影時の状況や、訪ねた場所に関すること、或いは愚にも付かない戯言に類することまで、綴る言葉が増えた。やがて、時間を設けて他地域を訪ねたような場合には行動記録や雑感等を綴るというシリーズまで始めてしまった。
些か「作風(?)の変化」というようなことも起こっているが、「飽きずに続く趣味」というようなことで「写真を撮ってみる」ということが在るのは、大変に好いことなのかもしれない。色々なことに興味関心が在るという自身かもしれないが、結局「道楽…」は写真に収斂するのかもしれない。
2017年11月であったが、一寸した“アクシデント”で負傷してしまった。「それでも!」と写真は撮ったのだったが、それもまた想い出になっている…
そこから1年程経ち、負傷も癒えて特段に問題も無く時日は過ぎていたが、負傷した時の経過を思い起こすと「もっとややこしい状況であっても不自然ではなかった?」ということも思い浮かぶようになった。そうなってくると、「ここに在ること!これを何かに感謝すべきかもしれない…」というようなことも考えるようになった。
そんな切っ掛けで、御朱印帳を用意して、方々の神社を訪ねてみて参拝し、訪ねた証に御朱印を集めてみるということもしてみるようになった。(現在も使用中の御朱印帳が在るが、頁が方々の御朱印で埋まったら、過去記事のような形で紹介しようと思っている…)
考えてみれば…中学校や高校は3年間で、大学は4年間だが、3年間や4年間で人は成長するなり堕落するなりと変わるものだと思う。その3年間や4年間よりも少し長い期間、4年半に亘ってこのブログを綴り続けているのだが、綴り手たる自身も何か変わっていて不自然でもないであろう…
「丸4年…3953件…」という記事を出した後の半年程度を振り返ると、このブログには、原則的に写真撮影地の都道府県別に設けている“カテゴリ”として「徳島県」、「香川県」、「愛媛県」、「高知県」と四国の4つの県が加わったというのが「少し目立つかもしれない」という事柄だ…未だ「行っていない…」という県も在れば、足を踏み入れた経過が在っても、このブログに記事化するモノクロ写真が無いという場所が色々と在る。何れ、そういう場所を訪ねたいと思う他方、多少馴染んでいる場所の中の未だ知らない辺りを訪ねたいという思いも強い。
↓この数ヶ月の写真で最も気に入っているモノの1つとして、稚内の南東に在る、猿払村の村道の画が在るので、それを敢えてここに掲載したい。
長く続くように見える直線区間という道路の画だが…このブログもゆっくりと長い道程を歩み続けたい感だ…
この記事へのコメント
ライカ
「継続は力なり!」ですね。
何時でも何処でも持ち歩ける写りも素敵なカメラが
あっての事だと思います。
私も FUJIのX100Fを手に入れてからは
重いフルサイズ機よりも稼働率が断然多く、何処にも
持ち出してます。軽いは正義ですね(笑)
ところでこの写真の場所凄いですね。
記事を拝見しました。まるで滑走路ですね。
スピード規制はあるんですか?
ここは訪れてみたい、愛車で駆け抜けてみたいです!
カテゴリの中では特にロシアが多いですが、
お仕事関係でしょうか?
Charlie
おはようございます。
コメントありがとうございます。
「道」というイメージで画を出したのは、稚内の南東に在る猿払村の村道です。
稚内市内から宗谷岬を経て、オホーツク海側を進むと至ります。速度制限も在る普通の村道―通過する車輛は「踏み込んでいる」という感ではあります。が直線の中に「90度カーブ」が2箇所在る「クランク」な感じの路線になっています…―ですが、長大な「滑走路?!」というような直線区間が目立つ感じです。そして「驚き、呆れる程度に何も無いような…」という景色で、思わず夢中で写真を撮ったという場所です。
2016年にこのブログを始めた後、2017年4月から2019年3月でサハリンに滞在する機会が非常に多く、サハリンの写真をドンドン撮ってはこちらで御紹介ということが多く在りました。そしてサハリンからウラジオストクを訪ねる機会を何度か設けた中、「画になる!!」と多々撮った彼の地の画をこちらに色々と出しました。
そうした経過で<ロシア>というカテゴリーの画が多いような感じにはなっています…最近は往来していないので、その間に<稚内>が<サハリン>の件数に迫っている感になっています。
持ち出し易い、そして好い画が撮れるフジフィルムのカメラの御蔭も在りますが、方々の写真を撮り続けて、今後もこちらで御紹介してみたいものです。