京都には幾つもの「老舗喫茶店」が在る。一度、それらの一つを朝から訪ねてみたことも在った。更に「オリジナル珈琲」を取寄せてしまったという経過まで在った…
そういうように「京都の老舗喫茶店」は愉しいので、「京都に泊まる」という展開にした時に「そうだ!!朝早くから喫茶店だ!!」と思い付いた訳だ…
自身は、京都の街に在っては「遠い所から流れて来た、街に不慣れなおっちゃん」という以上でも以下でもない。やや苦戦しながら、情報を得た店を探した…
四条通の東側に在るので、東西に延びる通を西へ進み、南北に延びる堺町通に入って三条通の手前に至れば店は在るのだ。堺町通を見逃してしまい、烏丸通との交差点、堀川通との交差点を通り越し、四条大宮まで歩いてしまった。(京都の様子に明るい方は「朝早くから元気に随分と歩く…」と笑ってくれると思う…)
四条大宮から堺町通と四条通との交差する辺りへ引き返し、堺町通を無事に北上した…
↓辿り着いた店の佇まいだ…
↑画の右側の広めの場所に設えられた席と、右側奥に設えられた席とが在った…
↓右側奥の席に陣取ってみて、程無くモノが運ばれて来た…
↓これが名付けて<京の朝食セット>である…
↑サラダ―キャベツの陰にポテトサラダも一寸隠れている…―とスクランブルエッグと焼いたハム…クロワッサンとジュースに珈琲だ…
↓何か外国のホテルで供される朝食を思わせる感じだ…
↓存外なボリュームだと思いながら皿の料理を平らげ、ゆったりと珈琲を頂いた…
↓この店では、砂糖やミルクを入れた状態で珈琲を供するのが標準仕様になっているというが、敢えて御願いすると美味いブラックが出て来る…
店は存外に席が埋まり、誰かが出れば、他の誰かが入って来るという具合で、来店客が切れない感じだった。或いは京都では「喫茶店での朝の一時」というのが“文化”なのかもしれないとも思った…
少し苦戦しながら辿り着いた場所だが、なかなかに好い場所を見付けた…
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