随心院…(2020.12.22)

↓辿り着いて、正面から眺めてみて「典雅な…」というように感じた…
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京都の地下鉄東西線は、全駅でホームの床から天井までが壁のような扉で覆われ、入線する車輛の姿が視えないので「電車の内装が施されたエレベーター」のような不思議な感じであるのだが、その路線が街の東から南寄りに折れた辺りに小野駅が在る。小野駅を出ると、勸修寺(勧修寺)(かじゅうじ)も在るが、それとは反対の方向へ進むと随心院(ずいしんいん)が在る。

↓真正面に対して少し左側の入口から、拝観・参拝の受付に進む…
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↓外から視ても感じた「典雅な…」という感じが溢れていると思いながら中を見学した…
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↓「撮影は御遠慮願います」の文化財指定の画が入った襖が多々在った中、「撮影可」の華やかなモノが在った…
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↓<極彩色梅匂小町絵図>(ごくさいしきうめいろこまちえず)と名付けられた2009年の作品であるという…
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↓宮廷に仕えて、歌人として華やかな活躍も伝えられ、絶世の美女であったと伝わる小野小町は、小野一族に所縁が在るこの地域で隠棲していたという。その隠棲の場所が随心院であったというのだ。その「小野小町に所縁の随心院」としての活動の一環としてこれが制作されたようだ…
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随心院そのものは、仁海(にんがい)(954-1046)が開いた牛皮山曼荼羅寺(ぎゅうひさんまんだらじ)の塔頭であったという。1299年以降は、皇族や摂家出身者が住持として入る「門跡寺院」ということになったという…

↓「冬の陽射し」が落ち着いた雰囲気を醸し出してくれていた…
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↓この種の池の水面が酷く好い…
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こういう場所…「一人静かに訪ねる」という感じが酷く合うような気もした…

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