↓出くわした建物に眼を奪われて見上げてしまった…

↓郵便局?それも現役で使用されていると見受けられる、現在の会社のマークも掲出されている…

中京郵便局(なかぎょうゆうびんきょく)というそうだ。京都市が「歴史的界隈景観地区」に指定している三条通ではよく知られている建物であるそうだ。
建物は1902(明治35)年のものであるそうだ…1973(昭和48)年に改築の計画が持ち上がり、翌年には取り壊すことが決まったが、反対運動が起こって「外壁をそのままに、中を改造、新築する」という、所謂「ファサード保存」ということになったという。この「ファサード保存」というやり方の事例としては、国内で最初の事例になるらしい…
古風な建物に現在の会社のマークが掲出されていて、少し注目したが、現在でも普通に使われている訳だ…
↓狭い通なので、少し離れて建物全体の感じが視えた…

1970年代であれ、現在であれ、この建物以上に趣深い建物というのは、簡単には建てられないのではないかというようなことも思った…こういう建物に出くわす散策というのは非常に愉しい…
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