<ひのとり>に乗車…:鶴橋・名古屋間(2020.12.25)

近鉄の列車に乗って、奈良から名古屋へ移動することとした。

早朝に近鉄奈良駅の窓口で駅員さんに訊ね、大阪側へ向かい、鶴橋駅で特急列車に乗って近鉄の名古屋駅へ出るということにした。3月に登場したという新しい車輛による特急列車<ひのとり>に乗車するということになった…

↓鶴橋駅でホームに佇めば、反対方向、大阪難波駅側へ走っている<ひのとり>を見掛けた…
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↓近鉄の主要駅では、こういううような「出発列車案内」の掲出が見受けられる。アルファベット…英語版も出て来る。“Nara”とか“Nagoya”と在ると、“奈良”とか“名古屋”というのと、一寸違うような、不思議な気分になった…
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↓定刻で列車は鶴橋駅に現れた…
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<ひのとり>に乗車するための“特急券”を御願いする際、「“プレミアム”と“レギュラー”が在りますが、何方に?」と尋ねられた。“プレミアム”は「2列+1列」の座席配置で6輛編成の先頭か最後尾だ。“レギュラー”は「2列+2列」の座席配置となる。「1人でゆったりと…年に何度も乗車機会が設けられるのでもない…」と思い「“プレミアム”の1人掛けの席を…」と御願いすればアッサリと確保出来た…

↓これが利用することになった座席だ…包み込まれるかのようなシートだ…
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↓隣の2列の席も空いていたので、一寸写真に収めておいた。
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こういうシートの「2列+1列」が1輛の中に7つ…21席設けられていた。シートの前後の間隔も広い。加えてシートはリクライニングするようなことをしても、後方に何らの干渉も無い。大き目なシートがカプセルのようなモノに包まれたような造りなのだ…

↓利用中で有効期間の中であった<3日間全線フリー>を“乗車券”とし、奈良駅で<ひのとり>に乗車するための“特急券”を求めたのだった…
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↓乗車していたのは先頭側となった1号車であったが、車輛の後方はこういう具合になっていた。
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↑嵩張るモノを預けるロッカーが設えられている他、“カフェコーナー”というモノが在った。

↓専用のカップを機器に据えて、200円を投じると珈琲等が出て来るというようになっている。
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↑機器は、近年は各コンビニチェーンで見受けられる「カップに入る珈琲」を用意するモノのバリエーションだと思う。あの各コンビニチェーンの珈琲のような按配で、珈琲が出来上がる…

↓確りとロゴが入った専用のカップが用意されている…
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↓<ひのとり>の愛称に因むイラストのロゴの他、アルファベットの<HINOTORI>というロゴも在って、カップの反対側に在った…
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各コンビニチェーンで見受けられる珈琲は、何処のチェーンのモノも悪くないと思っているが、そういうレベルの珈琲でなかなかに美味かった。これを啜ってゆったりと車内で過ごしていた…

大阪難波駅を出て、上本町や鶴橋で乗客を迎えた後、終着の名古屋までの間に停車するのは大和八木駅と津駅だけだった…

↓定刻で近鉄の名古屋駅に<ひのとり>は到着した…
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未だ真新しいような感の「ワンランク上の寛ぎ」という車輛で、少し愉しい移動が叶った…或いは?「とりあえず<ひのとり>に乗車してみる」ということを目的に、態々「名古屋と大阪を巡る」という計画を立ててみる…馬鹿げているかのように聞こえることを綴っているが、そういうのも「在り!!」だと思う程に好かった…

※ 名古屋到着時の写真、乗車券等の写真は愛知県内の撮影になるが、他は未だ車輛が大阪府内を走行中のモノなので、この記事は大阪府のカテゴリに分類する。

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