「池袋駅の辺り」と言えば、記憶に残るのは東口側ばかりであったような気がする…
↓西口の側へ歩を進めた…
↓「ここだ…」と立ち尽くして景色を眺めてしまった…「ウエストゲートパーク」…池袋西口公園である…
『池袋ウエストゲートパーク』という長く続く小説のシリーズの傑作選に出くわし、なかなかに愉しいので文庫化されている作品をドンドン読んでしまったということが在った。そんな中、「東京を通り掛かって時間が在れば…」と「ウエストゲートパーク」に佇んでみたかったのだ…
文庫化されている小説作品では、現在の様子に公園が改修される工事をやっているという言及が出て来たと思うが、未だ様子が少し違う時期に作中の物語の一部がこの主人公達が「ウエストゲートパーク」と呼び習わす池袋西口公園で展開している…
↓公園に佇めば、大小幾つかのホールを擁するらしい<東京芸術劇場>の大きな建物が見える…
↑こういう施設を擁していることから、音楽や舞台芸術も含めた「アートの街」というようなことを豊島区が標榜しているようで、池袋西口公園も「屋外での催事の場」として使い易いように改修したようだ…
↓公園の広場の上に、屋根というのでもないが、大きな環が冠せられ、奥にステージ、脇にカフェなどが入る建物が設えられている…
↓「そうか…こういう場所の物語の小説だった訳だ…」と妙に納得した…
こういうような「読んだ小説の舞台」とされる地域に一寸寄るようなことが、存外に愉しいと思う…
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