↓ケーブルカーで極楽橋駅に着いてみると、余り視たことが無かった車輌が停車中だった…
橋本駅から、複雑に曲がりながら山を上り下りする軌道が敷設されていて、列車はそこを慎重に通り抜けて極楽橋駅との間を往来する。南海の高野線で橋本駅から向こうのなんば駅までの区間は、南海の沿線で見掛ける任意の車輌が行き交っている感だが、橋本駅・極楽橋駅間は走る車輌が限定されているらしい…
↓この31000系電車は4輌編成で、橋本駅・極楽橋駅間を含む区間を走る特急列車として運用されている…1999年に登場した車輌ということだ…橋本駅・極楽橋駅間を走る関係上、各車は他の車輌よりも短めな「17m」という規格が採用されているそうだ…
↑極楽橋駅を出発すると橋本駅まで停車は無く、以降は林間田園都市駅、河内長野駅、金剛駅、堺東駅、天下茶屋駅、新今宮駅、なんば駅の順で停まる。
↓滞在していた宿の辺り、ドーム前駅へ向かうにはなんば駅を経由する必要も在る。「真直ぐになんば駅というのが好いかもしれない…」と790円の特急指定席券を求めて乗車した…
↓感じが好いシートだと思った…
↓途中駅で停車は無いが、極楽橋駅・橋本駅の間はカーブ区間が多い軌道を、乗っていても「慎重な運転…」と何となく感じられるような具合で、4輌編成の列車を大きく曲げながらゆっくりと進む…
橋本駅以遠は、「快適な特急列車」そのもので、各列車を乗り継ぐ場合よりもずいぶん早くなんば駅に到着してしまう。この<こうや>も少し思い出に残る列車となった…
この記事へのコメント