<大隈講堂>…(2020.12.26)

↓視えている建物…正式には<早稲田大学大隈記念講堂>と言うそうだ。更にその早稲田大学の中では<21号館>とも呼んでいるようだが…とりあえず<大隈講堂>である。
26-12-2020 Tokyo... vol02 (11)

銅像がよく知られている、大学の創始者である大隈重信逝去後、その功労を記念する建物の建設という話しが持ち上がった。方々からの寄付も受けて1926(大正15)年2月に着工し、1927(昭和2)年10月に竣工したのだという。

↓聞けば「東京都選定歴史的建造物」(1999年)、「重要文化財(建造物)」(2007年)という指定を受けたそうだが…この建物は何時でも「辺りのランドマーク」で「通り掛かれば仰ぎ見る」という存在だ…<大隈講堂>は、とりあえず<大隈講堂>だと思う…
26-12-2020 Tokyo... vol01 (79)
↑少し高齢になっても元気であったという大隈重信は、「人間は本来、125歳までの寿命を有している。適当なる摂生を以てすれば、この天寿を全う出来る」とする『人生125歳説』というモノを吹聴していたという。それに因み、この講堂の時計塔は「125尺」(約37.8m)に設計されたのだそうだ…

時にはこういう建物の辺りを漫然と歩き、「通り掛かれば仰ぎ見る」という雰囲気を遠くなった記憶の底から引き揚げてみるというのも、悪くはないのかもしれない…

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