札幌市内から稚内へと北上する際、札幌市内の厚別駅で旭川行の列車に乗車した。列車は特急列車の待ち合わせのために岩見沢駅で少し長く停車していた。電化されている札幌・旭川間では「少数派?」とも思われるディーゼルカー2輌で運行される列車が登場するのだが、少し変わった車輌が使用されていた。
↓その少し変わった車輌の列車が旭川駅に到着した…
↓右側の“通常仕様”と外装や、内装が少々異なる<山明>(さんめい)である…
<山明>という愛称が冠せられた車輌は、「観光」という意図も込めて最近改修された車輛だ。「山紫水明」という語から採られた愛称で<紫水>という“相方”と同時に登場していた…が、最近はこの「山紫水明」の2輌を連結した列車の運行という話しを聞かない…各々の車輌が、この日のように普通列車として運用されている場合が多いようだ。
↓先頭側の<山明>に対し、後尾側は“通常仕様”…こちらは走行中に跳ね上げていた雪が多く付着してしまっている…
単なる物見遊山であろうと、何かの所用であろうと、列車での移動は何でも何時でも「列車の旅…」と愛おしく思う。そして時々思い起こす便(よすが)とすべく、主に駅で車輌の写真を撮ってしまう。そんな写真を引っ張り出した訳だ…
この記事へのコメント
aya
確かに並んで見ると車両の形も違いますね。
右側が通常の列車ですか。
このように並んで見ると私は山明の方の顔?が好きです。
山明は普通仕様の列車と連結されているのですね。
列車に雪をたくさんくっつけて走っている姿は北国でしか見られませんし、働いている!!という感じがします。
Charlie
おはようございます。
「キハ40」という車輛、またはその系統に入るモノ、更に方々で改修が施された車輛は全国各地で見受けられた訳ですが、最近は数が減っています。40年以上も経つ車輛ですから…
左の<山明>は右の“通常”のモノと特段に形が違うということでもないのですが、こういう車輛は「色」で見映えが変わると思います。<山明>のように「濃い色を全般に…」という塗装の方が見映えが好いと私も思います。
この「キハ40」関係の車輛は各地で「兄弟」が視られて、他所で見掛けると「時々乗るアレの兄弟だ…」と写真に収めます。お住いの中国地方であれば、瀬戸内海側と日本海側とを結ぶ路線の一部や、山陰線の一部でこの種の古めなディーゼルカーが未だ視られると思います。
そして「後尾の雪」ですが、これは北海道内や雪が酷く多い区間で見受けられる独特なモノだと思います。本当に「寒さと雪の中…よく働いた…ありがとう!」と車輛を労ってあげたい気分で眺めてしまいます。