2月16日の荒天から列車が運休となっていて、2月19日までそれが続いた。沿線での酷い雪を除ける作業、各種の設備を点検する作業に想定以上の時間を要してしまったのだという。何となく「一週間の御無沙汰でございました…」という感だ。
稚内駅を朝に出発する特急列車は、「前夜遅くに着く車輛が待機して、朝に出発」ということなので、2月20日も朝の特急列車は運転出来なかった。そうなれば…昼に着く車輛が、直ぐに折り返して出発という特急列車が「待望の復旧第1号の列車」となる。
↓稚内駅へ様子を視に行けば…「鹿と衝突」という事由で到着が遅れ、折り返し運転の列車も出発が遅れる旨の案内が掲出されていた…
↓久し振りに稚内駅に現れた列車だ…
↓「はまなす編成」と名付けられたキハ261系ディーゼルカーだ。新しい車輛だ…
↓停止寸前なのでかなり減速している…
↓所定の位置に停車した。乗って来た乗客が下車し、車内を少々整えて、出発する乗客が乗込むことになる。
↑暫く振りに稚内駅に来てくれた列車だ。ゆっくりその勇姿を眺めて迎えてみたかった…
↓最近の多目な雪が、軌道の手前側に寄せられていて、列車は「雪山の向こうに姿が覗く」という風情で停車している…
↓ホームに出た…
↑実は…自身でもこの列車の乗車券と指定席特急券を持っていたのだ…前日に券を求めた時の駅員さんが改札をやっていたので「行って来ます!」と改札―券にスタンプを押す…―して頂いた。駅員さんは「遅れて申し訳ないです…行ってらっしゃい!」と送り出してくれた。
↓乗込んで所定の席に陣取って辺りを眺めた…新しい車輛の新しいシート…座り心地は、稚内で御馴染みなキハ261系ディーゼルカーの初期型のシートよりも好いと思う…
この時の列車…座席の4割弱は埋まっていたと思われた。「そこそこに賑わっている」という程度か?利用機会が多い朝の特急列車よりも賑わっていた気がした…自身は所用で他地域に出るという場面では、列車が「第1選択肢」である。
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