ブログというモノに関しては、「○○の関係」、「△△の関係」というように、随時追加する記事を内容等の特色毎に適宜纏められるというのが非常に好いと思っている。このブログの場合、「内容等の特色毎の纏まり」を「カテゴリ」と称している。利用しているブログのサービスでそういうように称しているので、そのまま自身でも「カテゴリ」と呼び習わしている。
この「カテゴリ」について、方々で撮るモノクロ写真が中心であるこのブログでは「撮影地別」ということにしている。こうしておくと「○○を訪ねた時の…」とか「△△は少し前に確か訪ねていて…写真が…」と振り返る際に便利だ。また他所の方に御覧頂く場面でも、御覧頂く方に所縁の地域や、関心が在る地域の画等を見付けて頂き易くなるのではないかと思っている。或いは、各地でこのブログを御覧頂く方におかれては「北海道の小さな街から方々に出掛けているらしい撮影者、筆者が何を視て、何を如何いうように写真を撮って、何を考えたか?」と、御覧頂く方に所縁の地域や、関心が在る地域のカテゴリを開いてみて頂ければ嬉しい。更に、そういう具合に御覧頂いた古めな記事に関して、コメントを頂くということも原則的に歓迎―国外からはコメントが送信し悪いようではあるのだが…―である。各カテゴリの記事は、沢山の記事が収まっている場合、スクロールして下側に至ると「1、2、3…>」という具合に数字や“>”(矢印)が在るので、そこをクリックすると他の関係記事も載ったページが表示されるようになっている。
「カテゴリ」を設けることに関連し、他のやり方を不意に思い付いたとしても?既に現在時点の記事全体で4900件を超えていて、再整理困難なので、多分この「撮影地別に“カテゴリ”」という方式は変え悪いと思っている。そして、結構気に入っているので、変える必然性も感じない。
「撮影地別に“カテゴリ”」という方式の場合、「訪ねて写真を撮った経過が多い場所」である度合いが高ければ高い程に「カテゴリ」に入る記事件数は多くなると思う。自身では、「出掛けたから写真を撮る」のか「写真を撮るから出掛ける」のか解らないような行動を取ってしまうが、他方で日頃暮らしている地元や、地元同然に滞在時間が長めになる場所でも頻繁に写真を撮る。そしてそれらをドンドンこのブログで取り上げている。
「ロシア/サハリン州」というカテゴリについて、当初は「何度も訪ねていて、このブログ向けのモノクロ写真も存外に在るので、一寸取上げてみよう…」として設けたのだが、2017年4月後半から2019年3月の期間については「地元同然に滞在時間が長めになる場所」ということになっていた。その期間の後は、2019年10月に訪ねる機会が在ったに留まってはいるのだが。その2017年、2018年辺りに「ロシア/サハリン州」というカテゴリに入れた写真入り記事はドンドン増えた。
「ロシア/サハリン州」というカテゴリに在る内容を見れば、「好いな…」と思った景色を撮る、一度「好いな」と気に入った場所に関して「時季が違う」とか「時間帯が違う」とか「天候が違う」とか「何となく気が向いた…」と撮る、音楽演奏を聴いたとかスポーツ観戦をしたとか催事を見たと差支えが無い範囲で写真に撮る、手にしたモノが面白いと写真に撮る、頂いた飲物や料理が好かったと写真に撮るという具合に、フィルム現像やそのプリント等の手間や経費が原則的に無用なデジタルカメラであることもあって、「何時でも、何でも写真に…」ということをしていて、そういう写真が入った記事が溜まっている。
この「ロシア/サハリン州」というカテゴリの記事は「1331件」にもなっていて、各カテゴリの中では群を抜いて件数が多いということになっていた。
そういう状態になっていたが、何時の間にか「日頃暮らしている地元」での写真が入った記事が積み上げられた。「北海道/稚内」というカテゴリの記事が少しずつ増え、やがて「ロシア/サハリン州」というカテゴリの記事数に追い付いた。「北海道/稚内」というカテゴリの記事も「1331件」と同数になったのだ。
「北海道/稚内」というカテゴリの記事に関しては、或る種“定点観測”のように「気に入っている近隣の様子」を撮っている他、気に入ったモノや料理や、出掛ける場面で乗車する列車というような画も多い。
ふと「北海道/稚内」というカテゴリの記事件数が「1331」で、「ロシア/サハリン州」というカテゴリの記事件数と同じになっていることに気付いた…というだけのことなのだが、その旨を敢えて綴ってみた。
今のところ…近々に何処かへ出掛けるという予定も無いので、このブログでは多分「北海道/稚内」というカテゴリの記事件数が少しずつ積上げられるということになるであろう。「日頃暮らしている地元」でもある訳で、今後は「とりあえず記事件数が多い…」ということになって行くであろうことは疑いない。
それはそれとして「撮影地別に“カテゴリ”」という方式で、自身で撮った写真と、思ったこと等を綴った記事を積み上げてみると、「訪ねてみて、何となく“好い”と思った写真が集まり、訪ねた各地が何れも愛おしいと感じる」というようになっていることに思い至る。どのカテゴリにしても、時々「そう言えば○○…」と開いて、訪ねた時の色々なことを思い出す訳である。そんな訳で、現在の各カテゴリに在る地名の何れについても「是非ともまた!!!」と思っている。その他方、「カテゴリが無い地域名=全く訪ねていない、通り過ぎただけ、何かで立ち寄った折りに写真を撮った経過が無い」ということなので、そういう地域も訪ねてみたいというように思う。
何れにしても、殊に<X100F>や<X-Pro2>を駆使してモノクロ写真を撮るのは愉しいので、このブログも続くのであろうと思う…
この記事へのコメント
ライカ
今日、北海道も桜の開花宣言が出ましたね。
稚内港北防波堤ドーム周辺もすっかりと雪が無くなり
季節の変わり目が手に取るようにわかります。
ブログのカテゴリ、確かに項目ごとに記事を纏められるので管理や訪問者にとっては判りやすく良いですね。それにしても北海道を除いて訪問地ベスト3が関西ですね〜関西にはそれだけ魅きつける何かの魅力があると言う事ですね?
関西も疫病が急激に蔓延し始め、ある意味危機的な状況になってきました。特に人混みは危険で、気軽に撮影にも出かけられない日々です。
ほんとオリンピックどころではありませんね。
国も一刻も早く中止を宣言して、莫大な資金を医療に
回す事を真剣に考える時だと想います。
お互い目に見えぬ敵にくれぐれも気をつけて
photo Lifeを楽しみましょう!
Charlie
おはようございます!
北海道の中で、桜の開花に関しても時間差が大きく、「根室か?稚内か?」が例年「“最後”は何処だ?」というネタになっています。桜は稚内の後に宗谷海峡を越えて、サハリンでも稚内に在るような種類―エゾヤマザクラ―の木で花が咲きます。
そういう状況で、稚内は未だですが、北海道内の桜も「やや急いでいる?」という今季の様子です。
写真のカテゴリですが、国内の都道府県を基準に分けて、北海道を除けば、大阪府、奈良県、京都府、兵庫県が確かに多いです。
近年は「時間を設けたから何処かへ…」ということになると、関西方面を訪ねる機会が増えていて、結果的に写真と記事も増えています。
関西方面は「一寸動くと、違う伝統を重ねたような場所が次々に現れる」という感じが酷く面白いのです。文化財的価値が在る街並みから、昭和の頃の様子を想わせる街並みや、比較的近年の都市再開発で登場したような景観まで「何となく動き回って眺める」というだけで飽きません。方々に在る立派な神社や寺院、城等を訪ねてみるのも好きです。そして存外に旧い車輛と新しい車輛とが共存するJRや、様々な私鉄の列車に乗って動き回るのも愉しいのです。
私自身は「微妙に“外国”の人?」という目線で他都府県の街を眺めているかもしれません。そういう「例えば国外から日本を訪れて…」と考えた場合、関西の街に滞在して「古代の遺構や再現されたモノから近年の色々なモノまで」に出くわしてみるというのは凄く好いと思います。
そういうことで何度も訪れていて、「少し勝手を知った(つもりになっている)他所」というように感じている地区も幾分在るようになりました。奈良もその一つで、近年は何度も寄って、気に入った宿を自身の中で勝手に「別邸」と称している程です。
最近、また少々騒がしいような感にもなっていますが、それはそれとして心豊かに過ごしたいと思うばかりです。加えて、今季は「桜の時季」に他地域を訪ねる機会を設け損ねましたが、遠くない間にカメラを提げてふらりと動く時間も設けたいものです。