↓公園風になっていて、色々な施設が見受けられる一隅にこういう様子が視える…

↑古い煉瓦造の建物である…
↓こちらが「旧国鉄旭川車両センター第二木機職場」で、現在は「旭川市市民活動交流センターホール棟」となっている。

↓こちらは「旧国鉄旭川車両センター木機乾燥場」で、現在は「旭川市市民活動交流センター市民活動支援棟」となっている。

「旭川市市民活動交流センター」というのは「“Co”ここが、“Co”交流と、“De”出会いの場になるように」ということで<CoCoDe>という愛称を冠した文化施設として利用されている。その<CoCoDe>として利用されている主要な2棟は旧国鉄の工場であった建物だ。
2棟の建物は、1898(明治31)年に当時の「北海道官設鉄道」(※1897年-1905年 開拓使による初めての鉄道が、開拓使の廃止後に延伸されて行く過程で登場した。1896年の「北海道鉄道敷設法」によって北海道庁が建設することになった鉄道である。1905年に各地の旧国鉄路線と同じ扱いになって行った。)の路線が旭川に敷設された頃のモノであるという。
↓「〇で囲った“北”」が「北海道官設鉄道」のマークであったようだ…建物の一部に入っている…

↓「明治時代の壁」ということになる…

「旧国鉄が用いた工場の建物」ということでは、ここの2棟は「最も古い例の一つ」ということになるようだ…
↓暫し眺め入ってしまった…

↓「明治時代の建築技術」を伝える貴重な存在ということになる…

この貴重な建物が「市民活動に関する情報の収集・提供や活動相談、講座・研修会等の開催による学習の機会の提供など市民活動を支援するとともに、市民の交流及び協働を促進し、もって活力ある地域社会の形成及び市民主体のまちづくりの実現に寄与することを目的とした施設」ということで利用されている訳だ…2010年から現在の形になったそうだ。
↓「また観に行こう…」と思わせてくれる感だった。

こういう「貴重な建物を有効に活用」という例は非常に好いと思う。
【参考】
>>旭川市によるウェブサイト:旭川市市民活動交流センター CoCoDe(ココデ)
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