↑タオルは何枚在っても邪魔にはならない。多用するモノだ…が、新しいモノを使い始めると、何となく嬉しい…
↓こういう具合の代物を入手した訳だ…
奈良の伝統産業の一つに蚊帳生地を織るという事が在り、近年はその蚊帳生地を色々なモノに利用する製品が出回っている。
ふきんを愛用し、追加して入手という経過も在ったが、更に蚊帳生地のマスクというモノも在って、これもなかなかに使い心地が悪くない。「応用が利く伝統の素材」ということになるのだと思う。
↓「モノクロ写真に写るような感じに視える」というグレーのモノを入手した…
グレーではあるが、製品としては「つるばみ」という色名を冠している。
「つるばみ」?これは「橡」という漢字になるそうだ。橡は古くから用いられた植物系染料のことで、「橡」と称する色は幾分在るらしい。この「つるばみ」は所謂「黒橡」を意識した、少し濃い灰色ということであるようだ。
敢えてこういう古風な色名を用いるという辺りが、少し面白いと思った。
↓そのままでも一定の吸湿性を有する布だが、湯で軽く濯いで使うと柔らかい感じになって、使い心地が酷く好い…
ふきんを使って、「もっと大きな、タオルのようなモノも好い感じに?」と漠然と思わないでもなかったが、確りそういうモノも作られていた訳だ…これは大事に愛用したい!
この記事へのコメント
ライカ
奈良の蚊帳製品、色々と収集されていますね〜!
私は業者とは何の関係もありませんが(笑)県民として
愛用されている事はとても嬉しく想います。
蚊帳製品は薄くて軽く、しかも機能性が良くて
お土産としても喜ばれ、とてもオススメの商品です。
今回入手された「井上企画・幡」の商品は奈良の風景を撮影しておられた有名なカメラマン「井上博道」さんが立ち上げた会社だと想います。何店かあるお店には博道さんの写真作品も展示してあります。確かご自身は数年前に事故でお亡くなりになりましたが…
県民ではありませんが、奈良では名の知れたカメラマンです。
Charlie
こんばんは!
ブログでは気に入ったモノを時々取上げますが、奈良からやって来た蚊帳生地の製品はなかなかに好いと思います。「伝統の素材」が、普段の暮らしの中に色々と活かされるという感じも面白いです。
偶々知った、何処かの地域の「これが好い!」を取上げて話題にするというのも悪くないと思います。「奈良の蚊帳生地の…」というモノには今後も注目したいです。
井上博道(いのうえはくどう)の情報、ありがとうございます。ここで取上げた<蚊帳たおる>を手掛けている会社を起こした方で、奈良の様々な文物を撮る作品を遺した写真家なのですね。この方に所縁の会社であることは全く知らず、<蚊帳たおる>や別記事の<マスク>が好さそうだと思って求めたということでした。少しウェブ検索すると、井上博道に関する色々と情報は出ていますね。今後、少し注目したいです。奈良は、カメラを提げて歩くのが愉しい材料が色々と在る場所だと思います。この井上博道も強く魅せられたということなのでしょうね。
蚊帳生地製品を入口に写真家に話題が及ぶと、「奈良…行きたいなぁ…」という気分が高まってしまいます。奈良も含めて、際限無く、困ってしまう程度に「行ってみたい…」が在ります…