<見返台園地>へ通じる路の脇に「神社の社殿?」というモノが視えていた。
<見返台園地>で少々汗をかいて眺望を愉しんで下りた後、眼に留めていた「神社の社殿?」を訪ねてみた。
↓紛うことなく神社だ!
↓沓形の街の、内陸側の端というような感の場所に鎮座する神社は<北見富士神社>と号する…
「享保年間」というので18世紀前半、沓形港の西の岬に創祀されて漁場の鎮護として奉斎された<北見富士権現>を起源とする神社であるそうだ。1893(明治26)年から現在地になっているという。<北見富士神社>として120年余りの歴史を有していることになる。
↓現在の社殿は1993(平成5)年の建築であるそうだ…
↓明治時代に寄進されたと見受けられる額が在った…
この<北見富士神社>で、「吉日!」という様相で利尻島を訪問出来たことに感謝の意を表しながら参拝した…
利尻島で村落が少し大きくなったのは明治時代以降であるが、江戸時代にもこの地で漁業等の活動が存外に盛んに行われたことが、この<北見富士神社>の経過から窺うことが出来ると思う。
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