オタトマリ沼で利尻富士を望む…(2021.07.10)

利尻島の南側に少し大きな沼が在る。

↓こういう具合だ…
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↓オタトマリ沼という…
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今般、鴛泊港から少し北上して西側を進んで南下するような感じ、利尻町の側に入って、沓形辺りの<見返台園地><北見富士神社>とに寄り、仙法志に至った。そこから少し進むと、利尻島の東側を占める利尻富士町の域に入る。オタトマリ沼は利尻富士町の域内、南寄りな辺りに在る。

「オタトマリ」?少し不思議な語感だ。「オタトマリ」という呼称は、アイヌ語のオタ・トマリ(ota-tomari=砂・泊まり地)に由来するものだそうだ。

ここは爆裂火口の底が泥炭地となったもので、沼の周囲は爆裂火口内に発達したという北海道では特異な湿原が拡がっている。

↓沼には寧ろ海鳥が集まっている感だ。これも然程広くない島であるが故なのであろう。オタトマリ沼は利尻島で最大の湖沼であるそうだ。
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↓山頂部の感じが美しく視える…
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北海道の少し知られた菓子に『白い恋人』が在るが、そのパッケージにはこの辺りから眺めた、雪を頂く山頂の様子の画が使われているという。

「利尻島の景勝地」ということでは広く知られている場所である。訪ねられたことに、美しい様子を眺められたことに、そういう「吉日!」であったことに感謝したい…

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