浮き立つような気分で稚内港から乗船した。船が動き始めてみれば、「何処かのバスや電車の方が余程揺れるであろう…」という程度の感じ、正しく「滑る」ような感じで船は稚内港から利尻島の鴛泊港を目指して進み始めていた。
↓「よく来た!」と歓迎でもしてくれるかのように、或いは「じっと待っているから早く来い!」と船の到着を待ち侘びるかのように利尻富士の姿が視えた。
好天の中で利尻島を船で目指す場合、こういう眺めが酷く愉しい。乾板のベンチに陣取って、座る、立つを繰り返して随時風景を眺めて愉しんだ。
↓島が近付くに連れ、やや雲が多くなってはいた…
↓「上陸すると?如何か?」という感じになって来た…
↓何やら「秘境の島…」という風情が色濃くなったような気もする…
↓島の上の陸地に在る様々なモノが視え易い距離に近付けば、利尻富士の高目な辺りは雲に包まれているように視えた…
↓何か「曇天の港に着く…」という感じになった…
こういう状態…鴛泊港を擁する東寄り、或いは北東側では利尻富士に雲が掛かっていたのだが、少し動くと利尻富士は見事な姿を見せてくれた。少し距離が在った時点で、「よく来た!」と歓迎でもしてくれるかのように、或いは「じっと待っているから早く来い!」と船の到着を待ち侘びるかのように思えたのだが、島は確りと歓迎して下さった訳だ。
今般は「折角、“船一本”で利尻島に辿り着ける場所に在るのだから…」と、もう少し利尻島への訪問機会を設けてみるべきかもしれないと、少し強く思った。
この記事へのコメント
珈琲
利尻島行き考えたんすが、車載せると費用が厳しく断念無念しました(泣)
お土産、幟町店限定ブレンドにしようか?な、なんすが、函館までウロチョロしながら鉄旅でハンドキャリーが若干、厳しいんすが、送っては不味いですか?
問題無ければ、添付のメールアドレスにお願いします。
と、あの店、広島から、今、お邪魔して大丈夫な雰囲気ですか?それが心配です。。
Charlie
こんばんは!
利尻島を往来するフェリーですが「何処から来ている人達?」という具合、国内各地の人達が乗船していました。
稚内辺りも含めて、色々な地域から来ている方をお見掛けする機会は増えていますね。
実は友人と利尻島に上陸した際、車輛の航送はせずにレンタカーを利用しました。戻す際、特段に給油等も無用でした。6時間で1万円弱でした。そういうような感じで利尻島を訪ねている方も存外に居たようです。何処かへ寄れば「あの人は?先程あそこで見掛けた人のような気がする…」というのも在りましたから。
何れにしてもこの記事に出したように、浮き立つ気分で船に乗り、「秘境?」という雰囲気が漂う利尻島に上陸したのは愉しい小旅行でした。
土産?御気遣いは無用ですよ!当地へ遥々御運び頂くのであれば、それ自体が非常に大きな土産です…(笑)