礼文沖で望む利尻富士…(2021.07.22)

遠い記憶を辿れば、雲が多目な中で航海に出て、陸地が近くなる頃に「よくぞ着いた!歓迎申し上げる!」とばかりに雲が流れて、何か美しい光景に出くわすというようなことも何度か在った。

そういうようなことを「期待したい…」という感、言い換えれば「少々雲が多い感じ」が続く中で、稚内港を発った船は礼文島の香深港を目指していた。

時計に眼を落し、「順調に進んでいるのであれば…もう少しか…」と思っていた頃だった。

↓「あっ!?」と声が漏れた…雲が流れ、利尻富士が姿を現し始めた…
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↓長くない時間で雲がドンドン流れ、利尻富士の見え方も少しずつ変わる…
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↓山の一部が「雲に透けている…」というような感じにも視えた…
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↓甲板上で暫し眺め入ってしまう光景だった…
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↓やがて静かに緞帳が下りるかのように利尻富士が視え悪くなった…
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礼文島へ向かう船の上から利尻富士を望む…実に好いと思った。この時点で、「思い付いて出てみて善かった!!」と思っていた…

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