酷く汗をかきながら<桃岩展望台コース>を歩いてみて、桃岩の在る風景を愉しみ、少し知られたレブンウスユキソウを視ることも出来た。「思い付いてやって来て善かった!」と礼文島上陸を果たしたことへの感謝の念を伝えた“鎮守”の「御利益?」という程度にも思いながら歩を進めた。
↓その<桃岩展望台コース>の南側のゴールとされているのが知床という地区で、目印のバス停が道標に記されている。
↑この道標の距離だが…「実際に歩くと、起債の距離より長くないか??」と常々思いながら進んでいた。
「一寸した遠足」というのが存外に好かったと、道標に在るゴールらしい知床のバス停を目指したのだが…
↓こんな道標が現れた…
↓こういうような経路で<北のカナリアパーク>という場所に至るようになっているらしい。
↓進んでみると、何やらこういうような場所に至り…
↓こういう可愛らしい建物が在る広場に出た…
この<麗端小学校岬分校>というモノだが、実在する小学校、或いはその分校ではない。実際の、この礼文島の南側の知床という集落等の児童が学ぶ小学校は、上記の道標の脇の看板写真に写っている2階建ての建物であるようだ。
この<麗端小学校岬分校>は『北のカナリアたち』という映画の撮影で使用されたセットで、建物を保存して辺りを整備して公園化したという場所である。
映画『北のカナリアたち』である。主人公は女性だ。北国の島の小さな小学校で教員を務めていて、島を去った経過が在り、年月を経てから契機が在って、小学校が在った島や周辺の街を訪ねて教え子達に再会し…というようなことで展開する物語なのだそうだ。(自身では観ていないのだが…)その作中、主人公の女性が子ども達と向き合う教員時代の場面等が、この建物で撮影されていたようだ。「木造(またはそういうように視える)で平屋の、小さな分校に使われているような感じの建物」に該当するモノが見当たらず、「思い切ってセットを作ってしまうのは?」ということになって、この建物が登場したらしい。
↓画の左側で、条件が好ければ利尻富士が視えるのだという。この場所は少し小高い場所で、実際に眺望は好さそうだ。
↑結局、礼文島の地で利尻富士を望むことは叶わなかった。(船の上では利尻富士を望むことが叶ったが…)
↓上記の“小学校”のセットの手前辺りに、こんな看板を掲出した建物も在った。カフェになっている…
↓歩いて火照った身体を冷やし、仄かな甘味を愉しもうとソフトクリームをここで求めた…
辺りには少し広い駐車場や、色々な情報の掲示も見受けられる御手洗も在る。来訪者が寄り易い場所として整備が行き届いていた。
機会が在れば?ここに佇んで浮かぶ利尻富士を眺めてみたいものだ。
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