“影”と眺望と…:<稚内開基百年記念塔>にて(2021.07.31)

遠方の友人が北海道に上陸し、当地に立寄るという段取りとなり、御会いするということとなっていた。

ハッキリ申し上げれば、「私如き…」と会って歓談というような時間を設ける旨の申し出を御伝え頂くというだけで、「途轍もなく高価な土産を頂く」というような感である。少し愉しみにしながら、「(当地としては)少々暑い…」という好天の休日に寛いでいた。

友人は車輛を駆って移動していた。到着しそうだとの報が入り、友人が滞在するという、拙宅の極近隣である宿を訪ねて再会を寿いだ。「列車の運航時刻か何かのように、“〇時〇分にXX”ということでもないので…この日は互いに気に入っているあの店で夕食、歓談としよう…」という話しになっていたのだった。その「あの店」の開店にはやや間が在るので、近隣を少し眺めて愉しむということにしてみた。

↓ここを訪ねてみた…<稚内開基百年記念塔>の展望室だ…塔が午後の陽射しを受けて、丘陵の地面に影を落としている…
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↑「“あの店”の開店にはやや間が在るのでその辺を…」という話しになった時、塔が丘の上に姿を見せていたので「あそこへ上ろう…」ということにしたのだ。

↓稚内港の様子が眼下に視える…
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<稚内開基百年記念塔>はこの展望室を擁し、下の階は郷土資料館になっている。ここを訪ねて、天候が好い場合には「とりあえず展望室」が好い。先に資料館を見学していれば、俄かに霧が拡がって「眺望が!??」となってしまうという、「お笑い…」な場合が実際に在る。そこでとりあえず眺望を愉しんだのである。

↓遠景に利尻富士も霞んでいた…
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↑この日、日本海側を移動していたという友人は、随所でこの利尻富士を遠望していたということだった…

時にはこういう眺望を愉しむのも好い…

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