雲がやや多い中の航海で、そのまま雲が多目な鴛泊に上陸したのだったが、島の西寄りである利尻町の域に入ると雲が流れ去って利尻富士の姿が視えたのだった。友人達に同行で利尻島に上陸したが、上陸を目指した景気は「日本海岸を北上する際に遠望した利尻富士に近付いて、麓でその姿を視たい」という想いであった。それが「通じた…」ということにもなる。
↓沓形の街に至り、漁港の辺りに立寄った。
↑停泊中の漁船の向こうに大きな利尻富士が視えた。天、山、海が在って、海の幸を採捕する人々の営みが在る…そんなことに想いが廻る光景だ。
↓漁船や漁港と周辺の様々な構造物が見受けられる中、港の水面に利尻富士の姿が映り込むような感じである。
この漁港の箇所から更に海寄りへ進むと、夏季に礼文島の香深港との間を往来するフェリーが発着する場所が設えられている。
↓そのフェリーが発着する辺りの眺めだ…
↑本当に言葉を失って見入ってしまった感だ…
↓天、山、海…海の幸を採捕する人々の営み…本当にそういうことに想いが廻る光景だ。
本当に前日午後まで全く考えていなかった「急遽の上陸」となったのだが、非常に善かった!
この記事へのコメント
ライカ
利尻富士を望む!ここからの景観は
「言葉を失って見入ってしまった感」は判る様な
とても素敵な場所ですね〜!
一枚目の漁船のある画はいい構図で好きですね。
手元にある本、深田久弥「日本百名山」にも
一番目に紹介されている名高い山ですね。
それにしても綺麗な稜線が広がる利尻富士、
画を拡大して観ると、随分と急峻な山容ですね〜
登るのは困難を極めそうな山ですね。
一度は訪ねてみたい場所です。
やっとコロナワクチンの接種予約が取れました!
しかし10月31日と、まだ二ヶ月先の話しです…
この先一体どうなる事やら…(笑)
Charlie
こんばんは!
山も御好きなライカさんに利尻富士を御覧頂けたことを嬉しく思います。
利尻富士に関して、専ら見上げるばかりなのですが、東側の鴛泊からの経路と西側の沓形からの経路の2種類が登山の路としては一般的であると聞きます。その経路以外は…「ヒマラヤの高山を目指すような人達」のトレーニングのような、殆ど「岩壁登り」の感であるらしいです。
<百名山>の「最北」であって愛好家には絶大な人気ということで、例年夏季には登山者が大勢訪ねているそうです。
島を廻って方々から利尻富士を見上げましたが、東西南北の位置毎で「見え方」が意外に違って面白いです。最近、2回利尻へ渡って、何れも西の沓形側から綺麗に山が望めました。この記事の画もその沓形です。
昨年来の“混乱”は、本当に収拾困難な感じですね…最近は何かにつけて「先行き不透明」な感でもあるので、個人的には「“今”をとりあえず大事に…そうすることで後から“やっておけば…”ということにならないように…」という程度のことばかりを考えているかもしれません。